あやうく一生懸命生きるところだった

あやうく一生懸命生きるところだった

【一言レビュー】
「一生懸命に生きない」という著者の生き方を描いた人生エッセイ。力が抜けたような文章が印象的で、自分らしく生きるコツを学べます。心が疲れた時でも読みやすく、今の生き方を見直したくなる一冊です。

『あやうく一生懸命生きるところだった』の目次

プロローグ 今日から、必死に生きないと決めた

第1章 こうなりたくて、頑張ってきたわけじゃない

何のために頑張っているんだっけ?
努力は必ず報われるわけじゃない
そもそも、やる気がなくても働ける
「人生マニュアル」を捨てて自分らしく
もう「金持ち」になるのはあきらめた
ほかの選択肢はないという「執着」
必要なのは、失敗を認める勇気
人生に「正解」を求めすぎたばっかりに
私だけの人生をうまく描くコツ
そこまで深刻に生きるものじゃない

第2章 一度くらいは思いのままに

年を取ってから遊ぶだなんて!
自由を売ったお金で自由を買っている
「何もしない」とは、究極の贅沢
人間関係の疲れを「ひとりの時間」で癒やす
“自分だけの人生”は失敗の上に成り立つ
たまには年齢を忘れてみる
「ムダ足」こそ、人生の醍醐味だ
あなたの内面はパンツに表れる
「やらかさなかった」後悔は後を引く

第3章 生きていくって、たいしたことじゃない

「やりたい仕事」なんて探しても見つからない
いつかはみんな会社を辞める
仕事にアレコレ求めすぎてない?
その「生きづらさ」は、あなたのせいじゃない
「正解社会」に必要なのは多様性
たとえ片思いに終わったとしても
ないならないなりに暮らせばいい
お金のために自由を後回しにしない

第4章 あやうく一生懸命生きるところだった

少しくらい遅れたって気にすんな
思い通りにいかないほうが正常だ
理想通りじゃない「現状」を愛する
人生に大切なのは「ひげ戦略」
普通で、つまらない毎日を幸せに過ごす
ダメな自分を認めたら、自尊感が増してきた
てっとり早く自分を不幸にする方法
「仕組まれた欲求」に惑わされるな
若い頃には戻れなくていい
何かを失うと、何かを得られる
大切なのは「結果」ではなく「物プロセス語」
人生、意外と悪くないかも

エピローグ さよなら、一生懸命の人生

『あやうく一生懸命生きるところだった』の基本情報

著者ハ・ワン
翻訳岡崎 暢子
出版社ダイヤモンド社
ページ数288ページ
大きさ縦:19.1cm
横:15.4cm
厚さ:2.2cm
参考価格1,595円
読書時間の目安約1.5時間