人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

【一言レビュー】
人間関係をテーマにしている人気ベストセラー本。歴代大統領や心理学者など、さまざまな偉人のエピソードをもとに紹介されています。専門用語も使われていないので、内容自体は読みやすいと思いました。

『人を動かす 文庫版』の内容・要約

まず『人を動かす 文庫版』の目次は、以下のようになっています。

PART1
人を動かす三原則
1、盗人にも五分の理を認める
2、重要感を持たせる
3、人の立場に身を置く
PART2
人に好かれる六原則
1、誠実な関心を寄せる
2、笑顔を忘れない
3、名前を覚える
4、聞き手にまわる
5、関心のありかを見抜く
6、心からほめる
PART3
人を説得する十二原則
1、議論を避ける
2、誤りを指摘しない
3、誤りを認める
4、穏やかに話す
5、〝イエス〟と答えられる問題を選ぶ
6、しゃべらせる
7、思いつかせる
8、人の身になる
9、同情を寄せる
10、美しい心情に呼びかける
11、演出を考える
12、対抗意識を刺激する
PART4
人を変える九原則
1 まずほめる
2 遠まわしに注意を与える
3 自分の過ちを話す
4 命令をしない
5 顔をつぶさない
6 わずかなことでもほめる
7 期待をかける
8 激励する
9 喜んで協力させる

※単行本だと、「幸福な家庭をつくる七原則」も追加されています。

『人を動かす 文庫版』の読みやすさ

『人を動かす 文庫版』は全320ページで、読むのにかかった時間は6時間程度です。単行本だと1章分追加されているので、もう少し時間はかかるでしょう。

文字数も多めで、イラストや図解も特にありませんでした。なので本を読む習慣がない人にとっては、少し負担になってしまうかもしれません。

それでも歴代大統領や心理学者など、さまざまな偉人のエピソードをもとに紹介されています。専門用語も使われていないので、内容自体は読みやすいでしょう。

もし難しいと感じる場合は、マンガ版で読んでみるのも良いと思います。

『人を動かす 文庫版』がおすすめの人

人を動かす
こんな人におすすめ
  • 人間関係のことで悩んでいる人
  • 仕事が営業職・マネジメント職の人
  • ビジネス書や自己啓発本を探している人

『人を動かす 文庫版』は、人間関係をテーマにしている本で、Amazonの口コミ・評判でも高く評価されています。そのため、人間関係の悩みがある人には特におすすめです。

特に相手と交渉する営業職や、チームを管理するマネジメント職の人にはぴったりでしょう。人を動かすためにどのような行動をしたら良いのか、参考になると思います。

またこの本は、ビジネス書や自己啓発本としても人気があります。世界を代表する企業の話もあるので、社会人はぜひ一度読んでみてください。

『人を動かす 文庫版』の基本情報

著者D・カーネギー
翻訳山口 博
出版社創元社
ページ数320ページ
大きさ縦:15cm
横:10.4cm
厚さ:1.4cm
参考価格880円
読書時間の目安約6時間