HSS型HSPの生きづらさをテーマにした本。かくれ繊細さん向けに、悩みに対する考え方や自己肯定感の高め方がまとめられています。HSPとの違いも箇条書きで説明されているのでわかりやすいと思いました。
『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』の目次
はじめに
「私は繊細さん(HSP)ですか?」
「繊細さん」と「かくれ繊細さん」の違い
第1章 その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません
①どれだけ調べても生きづらさの理由がわからなかった訳
②かくれ繊細さんが生まれながらに持つ「はみ出した感受性」
③「感受性の幅」が非繊細さんとは違う
④「はみ出した感受性」を非繊細さんは理解できない
⑤非繊細さんに合わせようとするから苦しくなる
⑥はみ出した部分を抑圧すると生まれる苦しみ
第2章「かくれ繊細さん」が秘めている才能
①かくれ繊細さんにはたくさんの才能がある
②かくれ繊細さんには「人間関係をつくる才能」がある
③かくれ繊細さんには「仕事の才能」がある
④かくれ繊細さんには「人の能力を見抜く才能」がある
⑤かくれ繊細さんには「直感を活かす才能」がある
⑥かくれ繊細さんには「常識を守る才能」がある
⑦かくれ繊細さんには「バランスをとる才能」がある
⑧かくれ繊細さんには「自分にはなにかあると思える才能」がある
第3章「かくれ繊細さん」が自己肯定感を高め、幸せになる方法
①かくれ繊細さんが才能を生かすには4つのカギがあればいい
1 複雑さをひもとくカギ:根本的な課題解決+感情の
アップダウンをしのぐための二足のわらじをはく
2 「現在」のキー:本当の感情を見つける
なぜ感情を適切に扱えるようになるとよいのか?
かくれ繊細さんは感情と思考をわけてみることが難しい
3 「過去」のカギ:過去を完了する
真の課題を解消するための「過去」のワーク
4 「未来」のカギ:未来予測、ぐるぐる思考は止められる
ぐるぐる思考を止める方法
第4章「かくれ繊細さん」と仕事とお金
①かくれ繊細さんはなにをやってもうまくやれるのに、自信がない
②お金の不安がかくれ繊細さんの自己肯定感を著しく下げる
③かくれ繊細さんに辛い職場は「圧のある人のいる職場」
④仕事は四年で飽きることを前提に組み立てよ
⑤辛い職場のかくれ繊細さんは心の底からの幸せ探しをすべし
第5章「かくれ繊細さん」と人間関係
①かくれ繊細さんは実は人間関係をつくるのがうまい
②かくれ繊細さんが人間関係を維持するために「ひとり言」が使える
③かくれ繊細さんは人との距離感がわからなくて辛い
④かくれ繊細さんは自己肯定感が低くて辛い
⑤かくれ繊細さんが人間関係でつまづく「かくれ繊細さんマウンター」の存在
⑥なぜ人付き合いの才能のあるかくれ繊細さんがマウンティングされるのか?
⑦ポーカーフェイスと「のれんに腕押し」的対応でマウンティングから逃げる
⑧かくれ繊細さんは職場の人間関係では「全体最適」に敏感な自分を観察する
⑨かくれ繊細さんは学校の人間関係のみに終始しないようにする
⑩かくれ繊細さんは恋愛を「本当はどうしてほしいのか」を発信する練習と心得る
⑪かくれ繊細さんは結婚相手が繊細さんかどうかで覚悟すべきポイントが変わる
第6章 史上最高の幸せを手にした「かくれ繊細さん」たち
①5年前信頼していた人に裏切られ、うつになったHさんが自分責めをやめて働きだすまで
②仕事のプレッシャーに押し潰されて生きるのが辛かったBさんが、責任を手放し生きやすくなるまで
③「私でも幸せを感じられるようになりますか?」と必死だったCさんが、「苦労しなきゃ幸せになれない」という幻想を手放すまで
④元気じゃない自分はダメと否定していたEさんが、全部を受け入れられるようになるまで
おわりに
『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』の基本情報
著者 | 時田ひさ子 |
出版社 | フォレスト出版 |
ページ数 | 280ページ |
大きさ | 縦:18.8cm 横:12.8cm 厚さ:1.5cm |
参考価格 | 1,540円 |
読書時間の目安 | 約3時間 |