HSCの子育て術をまとめた本。5人の「敏感っ子」を育てた著者が、子どもの良いところを伸ばす接し方やお母さん向けのセルフケア方法を紹介しています。文字が大きいので読みやすく、HSCの理解も深められる一冊です。
『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本』の目次
第1章 「敏感っ子(HSC)」を理解しよう
1 「敏感っ子(HSC)」かどうかがわかるセルフチェックリスト
2 「敏感っ子」には四つの特徴がある
3 「過度激動」という性質についても知っておこう
4 「敏感さ」はその子を成長させてくれる「ギフト」
5 「敏感っ子」が健やかに育つ環境と関わり方
6 「敏感っ子」には内弁慶が多い
7 「敏感っ子」の中にも内向的な子と外向的な子がいる
8 HSCと発達障害の違いを知っておこう
第2章 敏感っ子がのびのびと育つ関わり方9のポイント
1 他とは違う子の親になるなら、他とは違う親になる覚悟が必要
2 「突き放す」と「守り切る」の“間”の対応をする
3 長い時間をかけて細かく「足場」を設定する
4 自分の思いや気持ちを表すように勇気づける
5 「ネガティビティ・バイアス」に支配されないようにする
6 強い感情とうまくつき合う力とスキルを養う
7 子どもにネガティブなレッテルを貼らない
8 好き・得意・夢中になれるものを作る
9 子どもの味方になり、安全な基地・充電場を築く
10 罰や報酬を与えたり、脅したり、人格を否定する 「叱り方」をしない
第3章 敏感っ子が主体的な子どもに育つ接し方
1 子どもの「できていないこと」ばかり見るのはやめよう
2 「褒める」より「認める」「喜ぶ」「感動する」「励ます」「感謝する」
3 「指示・命令形」より「質問形」の言い方をする
4 急かす代わりに「日課チャート」を一緒に作る
5 「してはいけないこと」より「できること」を伝える
6 子どもが伸びるかどうかは、失敗に対する親の対応次第
7 頭ごなしに責めず、罪悪感に寄り添う
8 他者の言葉や態度を「受け取る/受け取らない」は選択できる
9 子どもの気持ちを落ち着かせるのはスキンシップと共感
10 人間関係でイザコザが起こったら 「お互いがハッピーになる方法」を探す
11 「努力してできるようになった体験」を思い出させる
12 「成長型マインドセット」で伸びる機会をとらえよう
第4章 敏感っ子の子育てがラクになるお母さんのセルフケア
1 「ボディスキャン」で身体をゆるめると心の緊張も解ける
2 自分を思いやる「セルフ・コンパッション」で自分を癒す
3 イライラしたら行動を起こす前に「一呼吸」入れる工夫をする
4 周りの大多数と比べることをやめ、目の前の子どもと向き合おう
5 過去を悔やみ未来を憂うのはやめて、今、行動を起こそう
『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本』の基本情報
著者 | 長岡真意子 |
出版社 | 秀和システム |
ページ数 | 195ページ |
大きさ | 縦:約18.5cm 横:約13cm 厚さ:約1.5cm |
参考価格 | 1,430円 |
読書時間の目安 | 約1.5時間 |