おもちゃ de セラピー 子どもの心理臨床におけるおもちゃとゲームの使い方

おもちゃ de セラピー 子どもの心理臨床におけるおもちゃとゲームの使い方

【一言レビュー】
子どもの心理支援の場における「おもちゃ」の役割や使い方を解説した本。実際に使われているおもちゃがカタログのようにまとめられており、簡単なルール説明や使用事例なども紹介されています。実践家はもちろん、子どもとの向き合い方で悩んでいる保護者が読んでも良いと思いました。

『おもちゃ de セラピー』の目次

第Ⅰ部 おもちゃ de セラピー 理論編
 特別寄稿 ボードゲームはなぜ人の心を癒やすのか(小野卓也)
  1 ボードゲーム人気の背景
  2 アメリカの牧師の見解
  3 アナログならではの癒やし
  4 効能は「結果的に」
 序章 総 論
  1 子どもとおもちゃの歴史
  2 おもちゃ・遊具・ゲーム・ボードゲーム
  3 心理学における子どもの遊びとおもちゃ研究
  4 プレイセラピーではどのようなおもちゃを用いるべきなのか
  5 プレイセラピーにおけるおもちゃをめぐる課題
  6 現代の子どもたちのプレイセラピーにおけるおもちゃを考え直すことの重要性
  7 筆者の被虐待児のプレイセラピーにおける「おもちゃ処方」の実例
  8 プレイセラピーにおいてボードゲームは本当に邪道なのか
 第1章 人形遊び
  1 はじめに──心理療法と人形
  2 「私」を守るものとしての人形
  3 「私」を関係に開くものとしての人形
  4 「私」であって「私」ではないものとしての人形
  5 「私」を守りながら「私」を関係へと開いてくれるもの
  6 おわりに──人形と心理療法
 第2章 ボール遊び
  1 はじめに
  2 ボールの偶然性
  3 ボールと自他の分離
  4 ボール遊びにおける「防御壁」
  5 ボール遊びと自他の一体感
  6 ボールのやり取りにおいて自他のコントロールを超えるもの
  7 ボール遊びの展開
  8 おわりに
 第3章 ボードゲーム遊び(1) 個別プレイセラピー
  1 プレイセラピーの事例研究におけるボードゲーム
  2 プレイセラピーにおける古典的ボードゲームの使われ方
  3 現代的ボードゲームの活用事例
  4 まとめ
  5 最後に
 第4章 ボードゲーム遊び(2) グループセラピー
  1 はじめに
  2 グループセラピーの概要
  3 「ほっとクラブ」のプログラム内容
  4 グループセラピーで用いるボードゲームとソーシャルスキルの関連性
  5 グループセラピーの実際
  6 グループセラピーにボードゲームが適しているわけ
 第5章 将棋遊び
  1 はじめに
  2 将棋はどんなゲームであるか
  3 将棋の歴史について
  4 将棋の特徴について
  5 セラピーにおける将棋の特徴と意義について
  6 遊び方の工夫について
  7 最後に
 終章 『菊次郎の夏』とプレイセラピー
  1 見知らぬ子どもと大人が出会うということ
  2 気まずさと息苦しさを生き残ること
  3 体験の共有を通した関係性の変化
  4 心の傷つきと痛みを受け止めるということ
  5 共に癒され、共に成長するということ
  6 喪としての遊びの持つ凄み
  7 菊次郎とは誰のことか

第Ⅱ部 おもちゃ de セラピー 実践事例編
 アールライバルズ
 エスカレーション!
 お宝はまぢか
 ガイスター
 カヤナック
 キミだけのともだち DORAEMON with U
 きらめく財宝
 コロコロストーン
 ザ・ゲーム
 J-POPかるた 狩歌
 ジャイプル
 スイーツレシピ
 数字のないトランプ ノノトランプ
 スクイーズ
 すすめ!! 海賊さん
 スピニングアドベンチャー
 とびだせ牧場
 ナインタイル
 ナンジャモンジャ
 忍者バナナ
 ハゲタカのえじき
 花火/HANABI
 パンチファイター
 バンディド
 ぴっぐテン
 宝石がいっぱい!
 マウス警部 脱獄を食い止めろ
 街コロ
 魔法のラビリンス
 MONSTER MAKER モンスターメーカー
 ゆっくり行こうぜ!
 指感覚2
 ロストシティ 完全日本語版

『おもちゃ de セラピー』の基本情報

編者丹明彦
出版社福村出版
ページ数242ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1.5cm
参考価格2,970円
読書時間の目安約3時間