本のおすすめポイント
- アニメーション表現のしくみを知覚心理学の視点から解説
- さまざまな作品例を挙げており、図やイラストも多めに掲載
- QRコードを読み取ることで、動いている動画も確認できる
【一言レビュー:アニメーション制作に役立つ心理学を学べる初心者向けのテキスト】
『アニメ心理学 超入門』は、アニメーション表現を知覚心理学の観点からまとめたテキストです。絵が動いて見えたり、意思があるように感じたりするしくみを解説しています。
さまざまな作品例を挙げているのが特徴で、図やイラストも多めです。またQRコードを読み取ることで、動いている動画も確認できるようになっていました。
実際のアニメや映画で、どのような工夫が施されているのかを学べるので面白いと思います。知識を身につけたうえで該当シーンを見返すと、違った見方で楽しめるでしょう。
基本的な内容がわかりやすく書かれている入門書なので、アニメーション制作に興味のある人はぜひチェックしてみてください。
『アニメ心理学 超入門』の目次
はじめに
■1章 アニメーションと心理学
■2章 生き物らしさの表現
■3章 動きのまとまりの知覚
■4章 時間の表現と編集技法
■5章 平面上での空間レイアウト
■6章 物語の力
■7章 物語を動かすキャラクター
■8章 知覚と表現
■9章 製作者と作品と鑑賞者の相互作用
■10章 アニメーションの位置づけ
おわりに
アニメーション作品データ
『アニメ心理学 超入門』の基本情報
| 著者 | 小松 英海 |
| 出版社 | ナカニシヤ出版 |
| ページ数 | 124ページ |
| 大きさ | 縦:21cm 横:14.8cm 厚さ:1.5cm |
| 参考価格 | 2,420円 |
| 読書時間の目安 | 約1時間 |
