【一言レビュー】
カップルセラピーの歴史・研究・代表的なプログラムが丁寧に書かれているテキスト。章ごとにポイントがまとめられており、巻末には人物紹介の項目もあるので、内容を整理しやすいと思いました。カップルセラピーの難しさと可能性を感じることができる一冊です。
『カップルセラピーの教科書 上 ふたりのキッチン編』の目次
はじめに——ようこそ,ここは巨大なプラットフォーム
【第Ⅰ部 カップルセラピーの基礎】
第1章 なぜカップルに支援が必要か?
第2章 カップルセラピーのイメージを掴む——ふたりのキッチン
第3章 カップルセラピーの歴史——もう一度信じてみるということ
第4章 カップルセラピストの視点——矛と盾の間
【第Ⅱ部 カップル内相互作用の研究知見】
第5章 追求‐撤退パターン——矛あれば盾あり,盾あれば……
第6章 離婚は予測できる—マスター・カップルとディザスター・カップルとの違い
第7章 別れの四重奏─—批判,自己弁護,軽蔑,石像化
第8章 カップルの分類学——ベストマッチとミスマッチ
第9章 愛の方程式——悪魔は堕ちる前まで天使であった
第10章 分析の視野を広げる——修復の試み,感情シグナル,二人の歴史インタビュー
【第Ⅲ部 代表的なカップルセラピー①】
第11章 ゴットマン夫妻による介入プログラム
第12章 伝統的行動的カップルセラピー——探求者たちの挑戦
第13章 ダン・ワイルのアプローチ——二人が問題を抱えておけるように
『カップルセラピーの教科書 上 ふたりのキッチン編』の基本情報
| 著者 | 三田村 仰 |
| 出版社 | 日本評論社 |
| ページ数 | 328ページ |
| 大きさ | 縦:21cm 横:14.9cm 厚さ:1.5cm |
| 参考価格 | 3,520円 |
| 読書時間の目安 | 約4.5時間 |
