影響力の武器 [新版]

影響力の武器 [新版]

【一言レビュー】
社会で見られる「影響力」についてまとめたロングセラーの名著。新版では人を動かす第7の原理が追加され、内容も時代に合わせてアップデートされていました。その分、ページ数は増えていますが、日常で見られる事例や心理学の研究もたくさん紹介されているので面白く読めると思います。

『影響力の武器 [新版]』の目次

第1章 影響力の武器―説得の(強力な)七つ道具
クリック・実行
思考の近道に賭けて単純化する
誰が得をしているのか
柔 術
まとめ

第2章 返報性―昔からある「ギブ・アンド・テイク」だが……
返報性のルールはどのように働くか
譲り合い
防衛法
まとめ

第3章 好 意―優しそうな顔をした泥棒
好意から利益を生む
あなたを好きになるのはなぜ? その理由を考えてみよう
防衛法
まとめ

第4章 社会的証明―真実は私たちに
社会的証明
効果を最適化する条件
大きな間違い
防衛法
まとめ

第5章 権 威―導かれる服従
権威の持つ影響力の強さ
盲目的な服従の持つ魅力と危険性
中身ではなくうわべ
確かな権威
防衛法
まとめ

第6章 希少性―わずかなものについての法則
希少性―少ないものがベスト、失うことはワースト
心理的リアクタンス
最適の条件
防衛法
まとめ

第7章 コミットメントと一貫性―心に棲む小鬼
流れに沿って進む
コミットメントが鍵
頭で考えることと心で感じること
防衛法
まとめ

第8章 一体性―「私たち」とは共有された「私」のこと
一体性
一体性 その1-共に帰属していること
一体性 その2-共に活動すること
一つになる
防衛法
まとめ

第9章 手っとり早い影響力―自動化された時代の原始的な承諾
原始的な自動性
現代の自動性
近道は神聖なもの
まとめ

『影響力の武器 [新版]』の基本情報

著者ロバート・B・チャルディーニ
監訳社会行動研究会
出版社誠信書房
ページ数606ページ
大きさ縦:19.8cm
横:13.6cm
厚さ:3.2cm
参考価格3,190円
読書時間の目安約9時間