【一言レビュー】
アメリカの文化人類学者が日本文化についてまとめた本。日本を「恥の文化」と洞察しているのが特徴です。戦時中の研究をもとに書かれたもので批判もありますが、日本人の特徴を客観的に分析しており、興味深い内容だと思います。
『菊と刀 日本文化の型』の目次
第1章 研究課題――日本
第2章 戦争中の日本人
第3章 「各々其ノ所ヲ得」
第4章 明治維新
第5章 過去と世間に負目を負う者
第6章 万分の一の恩返し
第7章 「義理ほどつらいものはない」
第8章 汚名をすすぐ
第9章 人情の世界
第10章 徳のジレンマ
第11章 修 養
第12章 子供は学ぶ
第13章 降伏後の日本人
『菊と刀 日本文化の型』の基本情報
著者 | ルース・ベネディクト |
翻訳 | 長谷川 松治 |
出版社 | 講談社 |
ページ数 | 432ページ |
大きさ | 縦:14.8cm 横:10.8cm 厚さ:1.7cm |
参考価格 | 1,408円 |
読書時間の目安 | 約8時間 |