【一言レビュー】
キャリアカウンセラーの葛藤に寄り添うような本。キャリアカウンセリングの理想と現実をわかりやすく説明しています。留年している学生や生活保護を受けている人向けの支援についても参考になると思いました。
『キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門』の目次
まえがき
第1部 実際編
1 キャリアカウンセラーの専門的援助
2 心理カウンセリングとキャリアカウンセリング
3 カウンセリングの学び方
4 カウンセラーの基本的態度
5 傾聴はアクティブ・リスニングです
6 クライエントの自己受容を助ける
7 自己アピールと嘘
8 クライエントと議論しない
9 何をしたいのかが分からないというクライエント
10 どうしても決められないクライエント
11 ラポールの形成
12 今ここへの注目
13 リファーのコツ
14 キャリアカウンセラーの現場
15 キャリアカウンセラーは社会の流動性を支える?
16 キャリア教育は勝ち組になるためのコーチング?
17 「留年は就職に不利」?
18 生活保護という困難
19 現代社会におけるキャリアカウンセリング
20 価値との接触を促進する
第2部 理論編
1 心理カウンセリングの理論
2 心理カウンセリングを大きく分類すると
3 もう少し、学派の整理
4 行動療法 エクスポージャーの考え方
5 行動療法 過剰な行動と過少な行動
6 行動療法 具体的に訊く
7 認知行動療法 自動思考に気づく
8 解決志向アプローチ 解決イメージを構築する
9 解決志向アプローチ 解決イメージを関係の中に置く
10 来談者中心療法 ロジャースの三原則
11 来談者中心療法 成長力への信頼
12 精神分析 無意識の心理学
13 精神分析 自由連想法と解釈
14 精神分析 抵抗の分析
15 精神分析 転移の分析
16 アドラー心理学
17 ユング心理学
18 統合的アプローチ
あとがき
『キャリアコンサルタントのためのカウンセリング入門』の基本情報
著者 | 杉原 保史 |
出版社 | 北大路書房 |
ページ数 | 216ページ |
大きさ | 縦:18.8cm 横:12.8cm 厚さ:2.5cm |
参考価格 | 1,980円 |
読書時間の目安 | 約2時間 |