【一言レビュー】
大学生や一般の人を対象にした臨床心理学の入門書。臨床心理学の歴史をはじめ、さまざまな心理検査・心理療法がまとめられています。内容は少し古いと感じましたが、臨床心理学の基本的な知識を学べる一冊です。
『はじめての臨床心理学』の目次
第1章 臨床心理学とは何か
第1節 臨床心理学と実験心理学
第2節 臨床心理学の誕生
第3節 臨床心理学を作った人々
第2章 心のしくみとパーソナリティ――健康と障害
第1節 心の構造――フロイト・ユング
第2節 性格類型――ユング・クレッチマー・アイゼンク
第3節 正常と異常
第3章 心の発達段階――ライフサイクルの観点から
第1節 エリクソンの発達観
第2節 発達段階をおって
第4章 心理検査を知る――アセスメントの技法
第1節 「心理検査」を行うということ
第2節 心理検査の分類
第3節 心理検査の実際
第4節 どのような検査を行うか
第5節 知能と知能検査
第5章 心理療法を知る
第1節 心理療法とは
第2節 心理療法の実際
Ⅰ 個人心理療法
Ⅱ 集団心理療法
第6章 社会と臨床心理学
第1節 病気と災害
第2節 ターミナル・ケア
第3節 死の準備教育――より豊かな生のために
第4節 コミュニティ心理学
第7章 臨床心理士の活動
臨床心理学 年表
参考書および参考文献
『はじめての臨床心理学』の基本情報
編著 | 森谷 寛之 竹松 志乃 |
出版社 | 北樹出版 |
ページ数 | 240ページ |
大きさ | 縦:約22cm 横:約15.5cm 厚さ:約2cm |
参考価格 | 2,750円 |
読書時間の目安 | 約4時間 |