【一言レビュー:自分自身を癒やす方法が書かれている心理学本】
- 自分自身の癒やしをテーマにした心理学本
- 難しいことが書かれていないので読みやすい
- 巻末では本文中に出てくる用語集もある
『ホリスティック心理学』は、インナーチャイルド(子ども時代に満たされなかった欲求)を癒やすことをテーマにしています。心・身体・魂の健康についてまとめた心理学本です。
ページ数は多めですが、解説がわかりやすく、難しい言葉も使われていません。章ごとにワークもあり、睡眠・運動・瞑想・腸内環境をはじめ、さまざまな癒やしの方法が紹介されていました。
またトラウマと病気との関係も、科学的な視点をもとに説明しています。そのうえで立ち直る方法や、境界線の引き方・自分の子どもへの接し方にも触れているのが印象的です。
巻末には本文中に出てくる用語集もあるので、チェックしながら読んでみると良いでしょう。自分自身を癒やす方法を知りたい人にとっては、ぴったりの一冊だと思います。
※『ホリスティック心理学』は、パンローリング出版様よりご寄贈いただきました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
『ホリスティック心理学』の目次
序文 魂の闇夜
はじめに ホリスティック心理学の手引き
Chapter1 あなたを変えるのはあなたの選択
Chapter2 意識と「自分」を切り離す
Chapter3 トラウマの新理論とは?
Chapter4 トラウマが身体を乱す
Chapter5 心と身体で健康になるワーク
Chapter6 コア・ビリーフというバイアス
Chapter7 インナーチャイルドに会う
Chapter8 自我の物語
Chapter9 トラウマ・ボンドと恋愛関係
Chapter10 境界線を引く
Chapter11 自分で自分を育て直す
Chapter12 本物の大人になる
Chapter13 ヘルシーな「相互依存」の関係
エピローグ ピザの箱
・ホリスティック心理学用語集
『ホリスティック心理学』の基本情報
著者 | ニコール・ルペラ |
訳 | 長澤あかね |
出版社 | パンローリング |
ページ数 | 432ページ |
大きさ | 縦:24cm 横:18cm 厚さ:2cm |
参考価格 | 2,640円 |
読書時間の目安 | 約6時間 |