【一言レビュー】
フロイトの五大症例について、フランスの精神分析家であるラカンがどう読み解いたのかを解説した本。症例ごとにまとめられており、フロイトの精神分析の方法や、ラカンの理論体系を学ぶことができます。専門家向けの内容で、精神分析の理解を深められる一冊です。
『ジャック・ラカン フロイトへの回帰』の目次
はじめに
第一章 転移と弁証法――症例ドラ
1 症例ドラ
2 フロイトとヒステリー
3 弁証法的反転
第二章 神話と構造――症例鼠男
1 症例鼠男
2 フロイトと強迫神経症
3 レヴィ=ストロースを読むラカン
4 弁証法から構造へ
5 象徴界、想像界、現実界
第三章 「エディプス」の構造論――症例ハンス
1 症例ハンス
2 フロイトと恐怖症
3 ラカン『対象関係』
第四章 〈父の名〉の排除――症例シュレーバー
1 症例シュレーバー
2 フロイトの精神病論
3 ラカン『精神病』
4 〈父の名〉の排除
第五章 現実界と幻想――症例狼男
1 症例狼男
2 フロイトと原光景
3 ブランスウィックの介入
4 「フロイトに責任がある」
5 幻想の横断に向けて
おわりに
用語解説
主要参考文献
『ジャック・ラカン フロイトへの回帰』の基本情報
| 著者 | 松本卓也 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| ページ数 | 288ページ |
| 大きさ | 縦:17.3cm 横:10.7cm 厚さ:1.2cm |
| 参考価格 | 1,166円 |
| 読書時間の目安 | 約4時間 |
