
【一言レビュー】
基礎的な知識や発想を学びながら、行動療法の全体像をつかめる入門テキスト。具体例がわかりやすく、初学者の人でも内容を理解しやすいと思います。巻末付録の「用語解説・定義」も便利で、教科書のようにも辞書のようにも使える一冊です。
『はじめてまなぶ行動療法』の目次
第1部 はじめての行動療法
第1章 行動療法の全体像――その歴史から実践まで
第2部 要素的実在主義――第1世代の原理と技法
第2章 レスポンデント条件づけの基本
第3章 系統的脱感作からエクスポージャーへ
第3部 文脈主義――第1世代の原理と技法
第4章 オペラント条件づけの基本
第5章 分化強化とシェイピング
第6章 文脈のなかでのオペラント
第7章 機能分析とスキル・トレーニング
第8章 暴露反応妨害法と行動活性化――回避行動としてのうつと不安
第4部 文脈主義―第3世代の原理と技法
第9章 言語行動とルール支配行動
第10章 関係フレームづけ
第11章 アクセプタンス&コミットメント・セラピー
第5部 関係性を築き,介入を始める
第12章 セラピー関係と言葉の技術
第13章機能分析心理療法と動機づけ面接
第14章 機能的ケースフォーミュレーションと介入のスパイラル
第6部 臨床行動分析を支える背景
第15章 機能的文脈主義
『はじめてまなぶ行動療法』の基本情報
| 著者 | 三田村 仰 |
| 出版社 | 金剛出版 |
| ページ数 | 328ページ |
| 大きさ | 縦:21cm 横:14.8cm 厚さ:2.5cm |
| 参考価格 | 3,520円 |
| 読書時間の目安 | 約4.5時間 |