本のおすすめポイント
- 心理臨床の視点から、ゲームとの向き合い方を解説
- 実際のカウンセリング場面で語られる様子も事例として紹介
- ゲームが良いか・悪いかではなく、さまざま見方ができるようになる
【一言レビュー:ゲームの進化をたどりながら、人の心について考察しているのが特徴】
『いま、カウンセラーはゲームに夢中な子どもとどう向き合えばいいのか?』は、心理臨床の視点から、ゲームとの向き合い方を解説している心理学本です。
具体的にはゲームの力によって、人の心がどのように動くのかを説明しています。実際のカウンセリング場面で語られる様子も、事例として紹介されていました。
また「ゲームとは、〇〇である」というテーマで、著者6人のコラムも書かれています。ゲームが良いか・悪いかではなく、さまざま見方ができるようになるでしょう。
ゲームの歴史も振り返れるので、当時の記憶を思い出しながら、面白く読めると思います。子どもとより良い関係を築くためにも役立つので、ぜひチェックしてみてください。
『いま、カウンセラーはゲームに夢中な子どもとどう向き合えばいいのか?』の目次
序 章 ゲームの進化とコミュニケーション
第一章 想像と創造の世界を生きる
第二章 遊び場がもたらす原体験
第三章 ともに歩む成長の物語
第四章 追求の先で出会う自分
第五章 心の影とスリルと駆け引き
第六章 心と身体を整えるために
『いま、カウンセラーはゲームに夢中な子どもとどう向き合えばいいのか?』の基本情報
| 著者 | 長行司研太 笹倉尚子 植田峰悠 大島崇徳 髙井彩名 德山朋恵 |
| 出版社 | 遠見書房 |
| ページ数 | 240ページ |
| 大きさ | 縦:18.1cm 横:13cm 厚さ:1.5cm |
| 参考価格 | 2,860円 |
| 読書時間の目安 | 約2.5時間 |
