【一言レビュー】
日本人に特徴的な「甘え」について説明した本。そこから日本人の心理や、日本社会の構造を読み解こうとしているのが興味深いと思いました。初版が1971年で古いと感じる部分はありましたが、心理学のテキストで紹介されることも多く、心理学を勉強する人なら読んでおいて損しない一冊です。
『甘えの構造』の目次
「甘え」今昔
第一章 「甘え」の思想
第二章 「甘え」の世界
第三章 「甘え」の論理
第四章 「甘え」の病理
第五章 「甘え」と現代社会
【付】「甘え」再考
【付】刊行二十周年に際して
『甘えの構造』の基本情報
| 著者 | 土居 健郎 |
| 出版社 | 弘文堂 |
| ページ数 | 318ページ |
| 大きさ | 縦:約18.5cm 横:約13cm 厚さ:約2cm |
| 参考価格 | 1,430円 |
| 読書時間の目安 | 約4時間 |
