【一言レビュー】
下巻では日本のカップルセラピー研究について書かれているのが特徴。上巻の続きから始まる構成で、著者自身が開発した「文脈的カップルセラピー」も紹介されていました。また東洋と西洋の思想からカップルセラピーの目指す方向を説明しており、「カップル関係の支援」を考える際に役立つと思います。
『カップルセラピーの教科書 下 ブロッコリーの花言葉編』の目次
【第Ⅳ部 代表的なカップルセラピー】
 第14章 感情焦点化カップルセラピー(1)——本当の気持ちに触れること
 第15章 感情焦点化カップルセラピー(2)——あなたはそこに居てくれますか?
 第16章 統合的行動的カップルセラピー——二人の価値観の違いを乗り越える
【第Ⅴ部 日本のカップルへの適用に向けて】
 第17章 カップルセラピーの共通要因・原理——カップルセラピーの仕組み
 第18章 文化のなかでのカップル関係
 第19章 日本のカップル関係とジェンダー——神話的悲劇を超えて
【第Ⅵ部 文脈的カップルセラピー】
 第20章 文脈的カップルセラピー(1)——超短期プログラムの開発
 第21章 文脈的カップルセラピー(2)——ブロッコリーは日本のカップル関係を救う
 第22章 実存的な対話を求めて——過程‐関係が神である
『カップルセラピーの教科書 下 ブロッコリーの花言葉編』の基本情報
| 著者 | 三田村 仰 | 
| 出版社 | 日本評論社 | 
| ページ数 | 344ページ | 
| 大きさ | 縦:21cm 横:14.9cm 厚さ:1.6cm  | 
| 参考価格 | 3,520円 | 
| 読書時間の目安 | 約5時間 | 
